2時頃マンハッタンを出発し、到着したのは夕方6時過ぎ。
ものすごい大雨と、途中途中でアンティーク屋さんに寄り道していたのが遅くなった理由。
まずはホテルにチェックイン。大型モーテルチェーンのConfort Inn。場所はGreat
Barrington。
この時期ホテルは何処も高くて予約もいっぱい。早めの予約を心掛けたいです。 |
タングルウッドの近くの街、Lenoxのワイン屋さんでワインとそれに合う鴨の燻製を調達。
音楽を聴きながらワインやチーズを楽しむ人の為に、食べるものは小さい分量で売られているのがありがたい。
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タングルウッドの存在を知ったのは渡米してすぐの頃。その年が小澤征爾さん率いるボストン交響楽団の演奏を聞けた最後の年。
今年は8月に1日だけ彼がタクトを振るということなのですが、残念ながら日曜なので来る事が出来ません。
タングルウッドは町の名前ではなく森の名前だそう。
コンサート会場の壁を取っ払ってあり、周りの芝生からも音楽を聞く事が出来ます。
芝生席なら一人16ドルととってもお得な上に、自由に何か飲んだり食べたりしながら演奏を楽しむ事が出来るんです。
こんなのって何処の高級レストランよりもステキな演出。
一人で来ている人、仲間と大勢で来ている人、本格的にテーブルにはクロスを敷いてキャンドルを焚いたりお花を飾ったりしている人も。
私達は家からキャンドル、敷物、ワインを飲むためのコップ、虫除けスプレーなどなどを持っていきました。
キャンドルはフツーのだったけど、虫除けキャンドルの方がなおグーッだったかな?
芝生に寝そべって、美味しいワインと一流のクラッシック音楽。こんな贅沢を体験できて本当に良かった♪
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日付は変わって次の日。今回のホテルは朝食つき♪
自分でワッフルマシンを操作して作ったワッフルはと〜っても美味しかった! |
美術館のオープンまで時間があったので、Stockbridgeの街をお散歩。
左の写真はRed Lion Inn。とってもステキな由緒あるホテルでリッチな感じ〜。今度来る時はここに泊まりたいっ!
クラフトマーケットで見つけたガラス製のキノコたち。 |
今日のメインイベント、ノーマンロックウェル美術館です。
ここは本当に楽しい!彼が描く子供達の絵は本当に可愛くて面白くて、見てる人たちはフフフ、と笑う。
絵を見て笑うなんて、大きな美術館ではあんまり無いですよね?
テレビや雑誌で今まで何度も目にしてきた彼の作品がそこにあり、作品の隅々までジックリ鑑賞する事が出来て感激しました。
彼の絵の多くは、私が大好きなアンティーク雑貨たちが生まれたのと同じ時代のもの。
ロックウェルの絵に大きな魅力を感じるのは、絵の中のファッション、インテリア、そういったもの全てが大好きだから。
赤い建物は彼のアトリエ。もとはStockbridgeにあったものを、美術館と同じ敷地に移動させたらしいです。
ちなみに彼の作品の中で、Stockbridgeのメインストリートを描いたものがあります。
今もその絵とまったく同じ建物が並んでいます。中には当時からあるお店も。
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お次に向かったのはここ。Leeにある世界一有名なダイナー、Joe's Diner。どうしてだかわかりますか?
実はここ、ロックウェルが描いたこの絵の舞台なんです!(右の絵:The Runaway)
グッドフードロープライスを謳っているこのお店、ホントにどれも安くて美味しいの。
私はアイスコーヒーにBLTサンドとフレンチフライ、旦那さんはスペアリブのパテのバーガーとコールスローにコーラ。全部で10ドルくらい。
フレンチフライも揚げたてのアツアツ、アイスコーヒーも香ばしくて日本のアイスコーヒーを思い出させました。
おばさんばかりの店員さんの中でやたら光ってた19歳の青年は愛想が良くて本当に可愛かった。
絶対、絶対、オススメです。
お店の外で写真を撮っていたら、近くに居たおじさんが
「世界一有名なダイナーで、売ってるTシャツも世界一有名なんだよ」と言ってきました。
「とってもオシャレ」と旦那が絶賛していたTシャツ、お店の棚に残っていたのはLやXLだけだったから、やはり大人気なんでしょう。
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Leeの街の中を走る電車と、街中の教会。本当に小さい街でカワイイ。
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帰路に向かいながらアンティーク屋さんめぐりです。
場所柄、キルトやカゴといった農家風のアンティークが多かったです。
国道7号線はアンティークやさんがたくさんありました。途中フリーマーケットにも遭遇。
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トウモロコシ畑の向こうには山が。ロングアイランドには無い景色。
屋根つきの橋。なんとも小さくて風情があります。歩いて渡ったら枕木のいい香りがしました。
橋の下には小川が流れていました。のどか。
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